撮影のために選任でご担当者さまを立てていただきますが、事前に完璧な準備となるとなかなか難しいものです。
代理店様、制作会社様は「チェック項目としてお客様企業にご案内」いただけますと助かります。
01、撮影の目的を整理する
まず、写真を何に使うのかを整理します。
Webサイト、会社案内、採用ページ、展示会資料、営業資料など、使用目的によって必要な写真は変わります。
たとえば、採用向けであれば働く人や職場の雰囲気を重視します。
会社案内であれば、社屋、代表者、事業内容、設備、製品などをバランスよく撮影します。
営業資料であれば、設備力や技術力が伝わる写真を優先します。
撮影前に用途を確認することで、必要なカットを無駄なく整理できます。
02、撮影したい場所・設備をリストアップする
撮影当日をスムーズに進めるために、撮影したい場所や設備を事前にリストアップしておくと安心です。
例として、社屋外観、工場入口、製造ライン、加工機、検査室、梱包エリア、会議室、製品置き場、代表者撮影場所などがあります。
すべてを細かく決める必要はありませんが、優先順位を決めておくことで、限られた撮影時間を有効に使えます。
03、公開できない情報を確認する
工場内には、外部に公開できない情報が写り込む場合があります。
図面、取引先名、製品名、管理表、モニター画面、ホワイトボード、試作品、未公開設備などは、事前に確認しておくと安全です。
撮影当日は、公開不可のものを移動する、隠す、撮影角度を変えるなどの対応を行います。
必要に応じて、公開用写真と社内記録用写真を分けて撮影することもできます。
04、撮影場所を整える
写真に写る範囲だけでも、できる範囲で整理しておくと仕上がりが良くなります。
不要な段ボール、古い掲示物、私物、清掃用具、使わない備品などは、事前に移動しておくと安心です。
ただし、過度に整えすぎる必要はありません。
実際の現場らしさを残しながら、見せたい部分が伝わる状態に整えることが大切です。
05、社員撮影の確認をする
人物が写る撮影を行う場合は、事前に対象者へ撮影内容を共有しておくとスムーズです。
顔出しの可否、作業服、ヘルメット、保護具、髪型、名札の扱いなどを確認します。
顔を出せない場合でも、手元、後ろ姿、横顔、シルエット、作業中の雰囲気などで表現することができます。
06、稼働状況を確認する
工場が稼働している時間に撮影するか、停止中に撮影するかによって、写真の内容は変わります。
稼働中であれば、実際の作業風景や工程の流れが撮影できます。
停止中であれば、安全に設備や工場内を整えて撮影しやすくなります。
どちらがよいかは、撮影目的や安全面、業務への影響を考慮して決めます。
07、安全ルールを共有する
工場内での撮影では、安全面への配慮が必要です。
立入禁止エリア、撮影可能エリア、保護具の着用、設備への接近可否、通路の確保などを事前に確認します。
撮影者が工場内のルールを理解したうえで撮影することで、現場に負担をかけず、安全に進行できます。
08、撮影当日の担当者を決める
当日は、撮影場所を案内できる担当者がいると進行がスムーズです。
撮影対象の優先順位、公開できない情報、安全面の確認などを、その場で判断できる方がいると安心です。
広報・総務担当者だけでなく、工場長や現場責任者の方に一部同席いただくと、撮影内容の精度が上がります。
09、撮影後の使用先を想定する
写真は、撮影後にさまざまな媒体で使用できます。
Webサイト、パンフレット、採用資料、SNS、展示会資料、営業提案書など、使用先を事前に想定しておくと、縦位置・横位置・余白のある写真などを撮り分けやすくなります。
トップページの大きなビジュアルに使う写真、本文中に使う写真、バナーやサムネイルに使う写真では、必要な構図が異なります。
そのため、撮影時には用途に合わせて、引きの写真、寄りの写真、横長の写真、余白を残した写真などを組み合わせて撮影します。
